先日、チビスケんちの子になった元預かりっ子の久(ひさ)。
預かり時代、久には、それほど多くのお声はかかりませんでした。
それでも久をと、何人かの優しい方からお話があったのですが、
どうしても越えられないハードルがあり、ご縁がつながることは叶いませんでした。
そんな久と暮らすうち、元預かりは怖がりで、不器用で、直向な久を手放すことができなくなり、
我が家の子として迎えさせていただくこととなりました。
その時、そのことをとても喜んでくださったたくさんの方の中に、
以前に、久を我が家にとおっしゃってくださった方がいらっしゃいました。
今日久は、その、ご縁のつながらなかった方と、会いました〜。
・・・、しかも、お声をかけてくださった二つのご家族と〜♪
久には、大阪にお住まいの方からのお話がありました。
当初、遠方だからという理由でとてもお届けできませんのでと、お断りしたんです。
それでもぜひ、会うだけでも会わせてくださいと、遠く関東までお見合いに来てくださいました。
実際に会った久を見て、怖がりなことも、神経質で吠えたりお漏らししてしまうことも、
なにもかもを丸ごと可愛い、愛しいと言ってくださる方でした。
ただ、どうしても、どうしても、ご家族のお一人が、ワンコとの生活を望まれませんでした。
ご家族全員に愛されなくては久がかわいそうだからと、とうとうご縁はつながりませんでした。
そしてもう一家族、こちらはものすご〜くチビスケんちのお近くにお住まいのご家族でした。
お申し込みいただきましたが、ワンコとの暮らしが初めてということで、
怖がりで神経質で、お漏らしや吠えてしまうことなどを考え、
残念ながらご縁が繋がるところまでお話が進むことはありませんでした。
ところが、どちらも久を我が家に迎えたことにおめでとう〜のお言葉を頂きました。
そして、大阪の方が、ただただ久に再会するためだけに夜行バスに乗って会いに着てくださいました〜♪
同じく、ご近所ですしいつかお散歩ご一緒しましょうね!とお話していたご家族も、
急なお誘いにも関わらず、今日、お会いすることができました〜。
そのご家族は、久とのお話が進まなかった後、成犬のワンコさんを迎えられていました。
そのワンコさんも、もちろんご一緒です!
センターに持ち込まれ偶然にも処分を免れ、センターの譲渡会候補に選ばれたものの、
数ヶ月も声がかからず再び殺処分対象になりかけたところを運良く引き出された久。
その久を、家族に迎えたいとおっしゃってくださった方との、
それはそれは優しく嬉しい幸せな時間を過ごせた一日でした。
久は、相変わらず見慣れぬ人に挙動不審な動きをしつつ、それでも可愛いね、いい子だねと
優しく見つめられました。
久がいったいどんな理由でセンターに持ち込まれたか、知ろうとも思いませんが、
臆病でも、お漏らししても、吠えても・・・、それでも愛しいと言ってくださる人がいる。
どの子にも、生きるチャンスさえあれば、愛される日が来るのだとしっかりと感じることのできた日でした。
命を捨てる行為は許されないことだと思います。
それでも、現実にはたくさんの命が捨てられています。
それを、今日、無くすことは不可能ですよね。
でも、今日、処分されてしまうかもしれない命を、救うことが可能な人はたくさんいると思います。
そんな子の里親さんになることもひとつ。
里親さんにはなれなくても、一時預かりならということもひとつ。
一時預かり先が一つ増えたら、救われる命の数は、確実に一つ増えると思います。
預かりさんが足りません・・・。
もう一歩、踏み出してみたいと思っていらっしゃる方がもしいらしたら、
どうぞ
千葉わんHPをご覧になってみてくださいね。
本日の、久の幸せな様子は、後日、チビスケんちの預かりっ子アルバムでご紹介しま〜す!
お散歩の途中では、思わぬ嬉しい再会がもう一つ!それはまたのお楽しみ〜。
今日は、逆光ですが、幸せ集合写真で〜す♪
4月の千葉わんカレンダー、15日の団子シリーズは祥(さち)と瑞希。
そして、17日は、笑顔のママのカンガちゃん。
27日は澄と清のキョウダイ、パット君でした〜。
今月も、元預かりにはニコニコの千葉わんカレンダーでした!