お知らせ！
１１月４日に、２回目の
千葉WAN臨時里親会in多摩の開催予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。
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みなさん、こんにちは。
覚（かく）です。
僕には、たくさんのあだ名があります。
最近、お会いしたみなさんからよく言われるのは、「お父さん」です。
携帯電話のCMに出てくる犬に、僕が似ているからです。
「お父さん」と呼ばれることは別に嫌いではありません。
みんなその名で僕を呼ぶとき、とても優しい顔をしているからです。
ちょっと前まで「カナリア小五郎」とか「小五郎」と呼ばれてました。
でも、父さんも母さんもその名で僕を呼ぶときは、声がいつもと違うと感じていました。
僕は、ちょっと大変な子だったそうです。
ここんちに来た頃、僕はいろんなことが怖かったです。
それに、いろんなことが嬉しかったです。
怖くても、嬉しくても、僕は大きな声で鳴いたり、噛み付いたりしました。
そうしなくては、僕のことを誰も気にしてくれないと思ったからです。
それと、怖くても嬉しくても僕のオシッコは勝手にジャンジャン出ます。
そんなときも、父さんと母さんはいつもと違いました。
ここんちでの暮らしも随分慣れました。
最近の世の中、怖いことがなくなってきたような気がします。
なので、母さんの手が急に僕に伸びてきても、痛いことはなくて気持ちいいことばかりだと思いました。
なので、他の犬がガウガウしてきても、襲われるのではなく遊びなんだと思いました。
怖いことがなくなってきたので、悲鳴を上げるチャンスがありません。
朝になると、いつも父さんや母さんがどこかからやってきます。
僕は、嬉しくて嬉しくてオシッコをジャンジャンしながらキャワキャワと大感激をします。
でも、最近は大感激しません。
だって、朝になると必ず父さんと母さんは僕に会いに来ます。
そして時々、お留守番と呼ばれる時間はありますが、その後は夜までず〜っと一緒です。
だから、キャワキャワ鳴いて僕をアピールする必要がなくなりました。
でも、今でも僕がアピールしなくてはいけな場が一つだけあります。
それは、ご飯の時間です。
ここんちは犬がいっぱいいるので、
僕が必死にアピールしないと母さんは僕の分のご飯を忘れてしまうかもしれません。
そんなことになったら一大事です。
僕は、ご飯のときだけは一生懸命鳴いてアピールします。
でも、頑張って鳴けば鳴くほど母さんは僕にご飯をなかなかくれません。
母さんは、なぜそんな意地悪をするのでしょう。
最大のなぞです・・・。
僕が鳴きやむと、とたんにご飯が現れます。
なぜなんでしょう？？？
もう少し、考えてみます。
僕は、走るのが大好きです。
ここんちの久は走るのが速いです。寛（ゆた）も早いです。
伴（ばん）ば僕より遅いです。好（この）は味噌っかすです。
広いところに行くと、いっぱい走ります。
狭いお家の中では、プロレスをして遊びます。
そうゆうことをしていると、父さんと母さんはいつもニコニコしています。
変な人たちです。
そんなわけで僕は、最近、あまり鳴く必要がなくなりました。
これでいいんでしょうか？
今まで、一生懸命鳴いたり噛んだりして頑張ってきたので、
律儀な僕としては、なんだかお仕事をサボっているような気もします。
でもこの生活は、怖いことがなくてとてもいい感じです。
そうそう、ちょっと不満なこともあります。
僕が愛情を込めて噛み付こうとすると母さんはいつも僕を撫でるのをやめてしまいます。
なぜ僕の愛情表現を袖にするのでしょう。つれない女です。
でも、僕が座っている母さんの膝にダイブすると、母さんは必ずギュッと僕を抱きしめてくれます。
ムニュムニュの大きな母さんに抱っこされるのは・・・、けっこう気持ちいいです。
僕は、よくそのまま寝てしまいます。
はぁ〜、今日はたくさんおしゃべりしました。疲れたのでこれでおしまいです。
それでは久と僕のカッコいい走る姿を見てくださいと母さんからの伝言です。
覚のひとり言・・・でした。（写真の場所はドッグランです）
